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A.14.1.4 事業継続計画策定の枠組み

「管理策」

全ての事業継続計画の整合性、矛盾の回避、優先度の特定のために、一つの枠組みを維持すること。

「解説」

その枠組みとは何を指すのか? 

計画書の構成を共通にすることと理解している人もいるが、それは本質的なことではない。間違い。

正しくは、全体を一つの体系(=枠組み)に収めること。目的毎に個別に独立して策定するとか、部門毎に策定するとかして、全体を束ねる考え方が無いものは不適切と言うことです。

27001から組織全体のBCMの枠組みに収めることを要求していますから、体系的な管理の要求は強まったと思われます。

「審査」

実際の審査では、本質的な要求を理解しながらも、BCP策定要件が明確かどうかを見るにとどめます。組織の実力がまだ追いついていませんから。

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